2014.11.13 出された瞬間イラッとくる指示3つ更新。

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頭の良い人悪い人の考え方


自分の文章を読み返してみると、なんだか「頭のいい人」をやたらと嫌う記述がよくあるので、ちょっと反省をこめて今回は頭の良さについて考えてみたいと思います。
実際のところ、私自身がこれまで接してきた人のうち、高学歴だったり学生時代の成績の良さをやたらとアピールする人にあんまり性格がよい人がいなかったのということがあるので、感情的に嫌ってしまっているというのは確かです。
そんな感情面も前提にしつつ、そんな「頭がいい」「頭が悪い」と言われる人はどんな考え方の特徴があるのかを図にして分類をしてみました。
頭の善し悪しは、最高と最悪の想定の仕方ではないでしょうか
まずは以下に私が考えた頭がいい=インテリと呼ばれる人と、普通・凡庸と呼ばれる人、さらに頭が悪い=アホの3種類の思考回路を挙げてみます。

順に説明をしていきます。

【インテリの場合】
インテリと呼ばれる人の多くは物事に対処をするとき、まず最悪の事態やこれ以上のことは起きないだろうということを想定し、そこから逆算して最高の事態に近づくような方法をとっていきます。
例えば国語の問題の四択を選ぶとき、まず4つの中で最も過去問から遠いものやひっかけだと思えるものを外し、そこから一番正解に近いものを探して解をみつけます。
単純な消去法かというとそういうわけでもなくて、例えば数学の解の場合最終的に出てきた式があまりにも乱れた内容だと、これは怪しいぞともう一度チェックをしてできるだけキレイな内容にまとまるような式を作っていきます。
もっとも問題を作る方もインテリなんで、最終的に解として納得ができるようにきちんとした形にまとめて答えを問題を作ります。
学校の勉強での要領の良さは、すなわち他の社会的な事態において起こるはずの事象の範囲を言外にインテリ同士で確認しあえるようにし、その範囲内において最高の結果に近づけるようにしていく能力を身に着けることができるということでもあると思います。
最終的な主張の違いはあっても、思考回路のたどる順番は同じなんでだいたい話の仕方は同じです。

【普通の人・凡人の場合】
凡人的な思考回路の場合、対処しなくてはいけない物事で起こりえる最悪の事態をぼんやりと考えるとともに、自分にとって都合のよいことも同時に勝手に想像します。
例えばウェイター・ウェイトレスの仕事をする場合、最悪の事態として料理をこぼす・お客さんの前で転ぶ・運んだ料理にゴミが入っていて怒鳴られる、といったことを考えつつも、美人やイケメンのお客さんと話ができる・態度を褒めてもらえる・自分を気に入った常連さんがついてくれるというような、都合のいいことも考えます。
だけどもほとんどの場合ウェイターやウェイトレスの仕事をしていて経験する悪いことも良いこともそんなに上下の幅というものはないもので、最高と最悪を想定しつつも「まあこんなものだろう」という範囲で物事を規定します。
凡庸の度合いが強まるとますます起こりえる事態に対して想像の幅が小さくなっていくので、いざ本当に最高や最悪の事態が起きても全く対処ができないというのが凡人の凡人たるゆえんではないかと思います。

【頭の悪い人・アホの場合】
いわゆる頭の悪い人の場合、だいたい起こるだろう最悪の事態については考えません。
というか自分の行動の結果に何が起こるかをほとんど考えずに行動していきます。
犯罪をしたり、将来的にきっと汚点として残るだろうことを平気でできてしまうのはまさに、今の自分の行動がそのさきの未来にどんな結果を招くかということを全く考えていないからです。
ほとんどの場合そういういわゆる「頭の悪い人」というのはまず最高のことを最初に考えます。
アホの度合いが強まるほど、とても現実としてありえないくらいに自分にとって都合のよい事態がまず起こるだろうという前提のもとに行動をします。
先のウェイター・ウェイトレスの例えでいけば、訪れた大金持ちに一目で気に入られてそのまま遺産をもらえるだろうとか、芸能界にスカウトされてそのまま一気に有名人になれるとか、かなり本気で考えていたりします。
ただし最悪のことを想定しないで行動しているので、実際によくない物事が起きた時には目の前にある事態の収集にだけ取り組みます。
昔話などで最初の失敗を隠すためについた小さなウソを隠すため、次のウソ、次のウソとどんどん大きなウソをつき続けていかなければならないという話を見かけますが、まさにそれは頭の悪い思考回路で物事に対処をしていっていると言えます。

頭が良い人のマイナス面と、悪い人のプラス面
しかしながらそれなら頭が良い人ばかりになれば世の中良くなるかというと絶対そうではないと思います。
インテリと呼ばれる人が一番恐れるのは「失敗すること」なので、どうしても最初に起こるべき最悪の事態を前提する作業を行います。
ですが世の中で起こる最悪の事態が、そんなインテリが考える範囲内で収まってくれるわけではありません。
もし想定外のよくない事態が起きた時、さらに最悪の事態を考え、そこで起こる危険性をなんとかして排除していこうという風に考えます。
常に実際に今目にしていること以上の悪いこと、悪いことを探して行動していくので、それを防ぐために傷つけなくてもよいことまで削って最悪を防ごうと考えるのです。

反対に頭が悪い人はどうかというと、もともと最高のことも最悪のことも実際に世の中で起こる可能性が高い範囲を逸脱する思考回路をしているので、不測の事態が起こった時誰よりも早く行動をします。
実際にダメだと思ったら目に見えたことに対して何らかの対処をするし、もし良いと思える要因があったら当然だと思って飛びつきます。
ほとんどの場合悪い方向に転んでいきますが、想定できない事態が起きた時の力は侮れないものがあるかといえます。
上のウエイター・ウエイトレスの例でいくなら、普通の人なら本当に超資産家に一目惚れされたり、芸能人としてスカウトされたりしても「まてよ?」と疑いの一つも持つでしょうが、最初から自分にはそのくらいのことが起きて当然と思ってるアホなら話が本当でも嘘でも飛びついていくことでしょう。
それは騙されやすいと同時に、数少ないチャンスを活かすことができるというプラスマイナスの両面があるということです。

私がインテリと呼ばれる人たちを嫌うのは、最悪のことを前提とするあまり腹黒いというか、疑ったり他人を貶めてもよいと思っている節があるためです。
自分の失敗を防ぐためにあらゆる手段を講じていくので、効率の悪いことは冷酷に切り捨てていくわけです。
また世間的に立場などが上になっていくほど、「最悪の事態」を世の中の危機として位置づけるので、そのためには一般の人の犠牲があっても構わないというふうに考えたりしてるように思います。ことのほか、アホや凡人的な思考回路をしている人にはかなり冷酷なように感じます。

それまでの人生経験が深いか浅いかというよりも、私はこの思考回路がもともとどんなふうになっているかがその人の人間性を左右しているのではないかと思います。
インテリであっても想定できない最悪の事態や最高の事態もあるということを前提に行動していたり、アホであっても犯してはいけない一線をわきまえていたりするとき、学術的な能力の良し悪し以上の力を持つ人となるのではないでしょうか。
「バカと天才は紙一重」と呼ばれますが、それこそが真理のように思えます。
インテリであってアホ的な部分を持ち、アホであってどこかに常識的な線引ができる頭の良さがあって、そこから天才と呼ばれる人が生まれるのではないでしょうか。

私が一番キライな性格の人というのは、自分に親しい思考回路をしている人以外を排斥したり見下したり、または利用しても全く良心が痛まないという想像力が欠如している人だということを最近自覚しました。

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