2014.11.13 出された瞬間イラッとくる指示3つ更新。

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良い上司や部下になるには

ある特定の人と一緒に仕事をしていると、自然といつもよりもよい仕事ができる気がする。
反対に、ある人と一緒に仕事をしていると、なんとなくやる気がなくなってしまう。
そんな経験は誰でも一度くらいはあるのではないかと思います。
「モチベーション」なんて言葉で言われることもありますが、ある仕事をしていく上において、一緒に作業をするチームのメンバーとの関係は非常に重要です。
個人的な好き・嫌いということもある程度は関係してきますが、仕事だけというふうに人間関係を割りきってしまった場合であっても、一緒に仕事をしたい人・したくない人というのはどうしても出てきてしまいます。
そんな一緒に仕事をするのに適した人とはどんな人かについて、まずは一般的なところから見ていきたいと思います。

一緒に仕事をしたい上司。したくない上司
まず、仕事をするときのモチベーションの高さをかなり左右してくるのが上司にあたる人の存在です。
はっきり位や立場が上ということでなくても、先輩やリーダーなどその場を仕切る人は必ず作業をする上で出てきます。
このときに上司的な人が行う、指示を出したり作業の進捗状況を把握したりするといった管理業務のできいかんによって、チーム全体の雰囲気がよくなったり悪くなったりします。

一般的に「よい上司」と呼ばれる人の特徴としては、

  • 全体の人間関係や能力を把握して適切な配置をする
  • 末端の人の意見を無視せず、きちんと汲み上げ反映させてくれる
  • 作業環境がよくなるように、外部やそのまた上司などに働きかけてくれる
  • いざというときにきちんと責任をとって、ビシッと言うべき時に言ってくれる

という感じになるのではないかと思います。
余談ですが、毎年「理想の上司は?」みたいなのを芸能人から選ぶようなアンケートがされてますが、(実像はともかく)その年の世相が逆説的に反映されてて連続してみていくと結構おもしろいですね。

反対に、「悪い上司」と呼ばれてしまいがちな人の特徴を挙げてみると、

  • 自分の成績や保身が第一で、現場の人の気持ちや意見を簡単に無視する
  • 仕事をしない(できない)くせにやたらと威張る
  • 責任が自分に及びそうになるとすぐ姿を消す
  • 感情の起伏が激しく、言っていることがしょっちゅう変わる

など、こちらは他にもあげようと思えばいくらでも出てきそうな勢いです。

上司的な立場になって複数の人間を管理しなくてはならない場合、どうしても末端で働く人に対してある程度の距離感や厳しさが求められてしまうものですが、そういった責任を伴う仕事に対してどうも心が追いつけない人が悪評価を受けてしまう傾向にあるようです。

私自身がどちらかというと管理職よりも末端従業員的な立場に寄ってしまうので、ここは公平を期すためにも上司的な立場から見てできれば振り分けられたくない部下についてもまとめてみます。

  • 言われたことを言われた通りにしない。というか人の話を聞かない
  • 目を離すとすぐにサボることばかりを考えている
  • 仕事の状況などについて報告しない。催促しても報告しない。
  • 遅刻や無断欠勤など、約束を平気で破る

といった感じになるかと思います。
こういう人は、一緒に働く同僚にとっても激しく迷惑ですね。

いい上司、いい部下になろうとする失敗

また個人的な経験から言わせてもらうと、仕事をする上においてはあまり「よい上司・部下」になりすぎようとすることもまた、マイナスな要因となってしまうことが多いように思えます。
部下の立場から説明をさせてもらうと、ダメな上司の中には多少無理めの課題を無理かもしれないと思いつつもやれと押し付けてくることがあるんですが、その指示に素直に従ってしまったためにどんどん課題が増やされたり多くされてしまったりすることがあります。

部下的には「負けてたまるか」と思ってやることなんですが、上司にしてみれば「なんだ、簡単にできることなんだ」という勘違いができてしまうので、次からはもっと面倒なことも平気でおしつけても大丈夫と思ってしまうからです。

もっとたちの悪い上司になると、わざと失敗させるために仕事を押し付けて、それを叱りつけることで自分の上司としての立場を確かなものにさせようとすることもありますが。

個人的な感想で言えば、あまりにも無理をしてギリギリのことをできると見せてしまうことは、そのあとの仕事環境の改善という点では決してよいふうには転ばないように思います。
「こんなに頑張って、成功を続けてきているんだから、将来的にはきっと自分のことを認めてくれるに違いない」と部下的に思うのははっきり言って大きな間違いです。
ダメ上司にかぎらず、人を管理する側になると、その人の「できる」ことより「できない」ことの方が印象に残るものなので、成功体験が多いからといって一度の失敗が許されるわけではありません。
特に最近はミス一つを大げさに叩いて足を引っ張ろうとする厳しい会社が増えてきているので、予め細かいミスを見せておいた方が、ひとつの成功を貴重なものに見せるには有効な手段です。
できすぎる部下のことをあまり良く思わない上司が多いということは、残念ですが知っておいた方がよいと思います。

できるだけ長く職場で円滑なチーム体制を維持していくためには、正直常に全力で頑張るというのはあまり有効な手段ではないようです。
もちろん、技術職として他の人よりも努力をして特殊な技術や経験をつもうとするのは人間として正しいことです。
ですが、それを職場でやったからといって、上司に正当に評価をしてもらえるとは限りません。

「人は見たい現実だけを見る」
という言葉があります。
よい上司・よい部下というのは簡単に言ってしまえば、お互いの想像力の範囲内におさまる人のことを言うのです。
相手がそれ以上の能力を本気で求めているわけではない(どうせできないに決まっている)と思っているのであれば、それ以上の能力を見せない方が、部下的には望まれる姿なのです。

ではさて。
理想的な上司となってもらうにはどうしたらよいでしょうか。
それは部下よりも簡単で、ようするにどんなふうに管理をしてどこに評価基準をおくかということだけをはっきり明示するということです。
仕事の丸投げ&責任回避というダメ上司の最強コンボがありますが、そもそも責任が及ぶかどうかについては、先に明示されていないから部下の方が「ここからさきは上司が責任をとってくれるはず」と思うわけです。
なので、どこから先までが上司の責任の範囲で、どこから先が自己責任になるかを示していれば、少なくとも丸投げにも責任回避にもなりません。

ダメ上司と呼ばれる人の根本的な特徴は、「都合の悪い情報を隠す」ということです。
どこから先頑張ったら部下はどう扱われるかについて、先に示すことができるかどうかが、ダメ上司であるかどうかの境目になるかと私は思います。


まあ、そんなこと言っても、やっぱり最後は人間的に好きになれるかどうかってところに行き着いてしまうんですけどね。
嫌われまいとしておかしな行動を取る上司もかなりいますが、そういうのは横暴なバカ上司よりもさらに部下としては引きます。

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