2014.11.13 出された瞬間イラッとくる指示3つ更新。

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身近にいる自己愛性人格障害

最近、自己愛性人格障害についての本を読んでみました。
「人格障害」とか書くとなんだかサイコパスみたいな犯罪者特有の病気のようにも思いますが、自己愛性人格障害の場合はそこまで深刻なものではなくて、自分本意すぎてちょっとコミュニケーションに問題があるという程度のものらしいです。

ここでは詳しくその「自己愛性人格障害」そのものについては書かないのですが、その本にあった同じ自己愛に基づく精神の歪みであっても、日本とアメリカで表出の仕方がだいぶ違うというふうにあったのがおもしろいなと思ったので、そのへん書いてみようかなと思ったわけです。

一般論ですが、アメリカでは口や態度に出さなければ正義感や倫理観は「ないもの」として扱われますす。自分の中にある感情や愉快・不愉快の感情は表に出してなんら問題はない気持ちであるということですね。
それに対して日本では(特に田舎の方では)、内に秘めた感情とかが美徳とか思われています。むしろあからさまな善意や正義感は出してはいけないもののようにもされてる感があります。

どっちがいいとか悪いとかは知りませんが、とりあえず「自己愛性人格障害」についてはその分化(風土?)の違いが症状を違ったものにしているというのです。
アメリカにおいて「自己愛性人格障害」とされる人は非常にわかりやすいといいます。話をしてみて、

①他人の話を全く聞かず、一方的に自分の話をし続ける。
②根拠はないのに、自分は当然に他人に尊敬される存在であると思い込んでいる
③他人に対する共感が全くない

というところがはっきり出ているといいます。
ところが日本人においてはそうした「自分大好き」が他の感情同様表に出ることが好まれないためか、

①’一見相手の話を聞くような素振りを見せる(←実は聞いてない)
②’自分は価値のない人間であることを必要以上に強調する(←そうではない、という返答をあたりまえに期待している)
③’謙虚さや同情心を見せようとする(←それ自体が他人からの同情を受けようという意図である)

というふうに態度を見せるらしいのです。
そのため一般的に発表されている治療方法(アメリカ産ですが)ではすぐに理解することが難しく、まず自分の本心である自己愛的な態度を出させるところから入らないといけないのだそうで。ちなみにこうした本心である自己愛的性格を隠す傾向は男性より女性に多く見られるともあります。

私がそのあたりのことを読んでなるほどなと思ったのは、自分自身一見いい人そうに見えるのに、どこか嫌な雰囲気のある人に何度か出会ったことがあるからです。
そもそも他人を評価するとき、第一印象で判断することも美徳に反すると思われている節もありますのであまり他人に相談はできないのですが、どうしようもなくどこか「嫌」なものがある人というのはいるものです。

ていうか、概ねの人はそういう「どこか嫌」な感じの人のことを嗅ぎとる能力はあっても、その情報をあえて他人とは共有しないようにしているフシもあります。

個人的に思うのは、もしかしたらこの「自己愛性人格障害」は—とは少し違うかもしれない似た性格の人は—以外と身近にいるのではないかということです。

私がこの文章を書いているのは、そうした「隠れ自己愛」な人を批判するためではなくて、むしろそうしたわかりにくい「自己愛性人格障害」の人に囲まれている素直な人たちに、何らかの防御壁になってほしいと思うからです。

というわけで、次回からもう少しケーススタディ的に事例を挙げて行こうと思っています。

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